NDC(Nippon Decimal Classification/日本十進分類法)の分類規定では、第8版までは、分類記号の採用桁数を児童生徒の習熟度により、1桁または2桁での分類を許容していましたが、第9版以降は、可能な限り3桁(分類項目により3桁以上)の採用を推奨しています。これは、コンピュータ化が進んだ現代の図書館では、分類記号による統一的な検索が、重要なアクセスコントロールと認識されている為と考えられます。
しかし、3桁以上の詳細な分類記号を付与するためには、分類法の学習と分類資料としてNDC本体を整備する必要があります。本書は、NDC本体が無くても、学校図書館での分類作業に必要な十分な情報と、学校図書館での分類作業のヒントを提供しています。
本書は、総ページ数708頁(本文423頁、索引275頁)に及ぶ厖大な文書ですので、全文を一つのファイルで読んだり、ダウンロードしたりする事が困難です、その為、「類目」毎のファイルとして、以下のリックで表示・ダウンロードさせることが出来るようにしています。